わかば塾の関係者は、新潟の山の集落と付き合ったり、埼玉県南部の緑地帯:見沼田んぼで活動したり、映画会、講演会、祭りを開催したりしています。

沖縄の平和運動と連携した「満月まつりin見沼」の実行委員会にも加わっています。

写真は、2016年12月の第13回のひとコマ。

演奏しているのは、ザ・パイのパイです。

2017年は、第14回を12月10日(日)に開催しました。

2018年は、第15回を12月9日(日)に、

大宮市染谷の会館SOPLAで開催します。


通信「わかば」を毎月発行しています。

 

わかば NO.600  2019.5.22

 

 あらら。とうとう600号になってしまいました。1カ月に2回出した月もあったし、お休みした月もありましたが,1年で12号とすると50年。まあ、こんなもんですね。

 

読んでもらいたい人は読まない。「読まなくてもそんなことはわかっている」という人の方が読むというのは相変わらずです。他のことでもそうなんでしょうね。「わかば」はどうでもいいけど()、宣伝・広告・うわさ話に流されるのではなく、自分で見聞きし、自分で考える・・そうした姿勢が人生を豊かにしていくのではないかと思いますよ。

 

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前々号では「笑うこと」が心や気持ちだけでなく、身体の健康にもよいことを書きました。前号では、「かぜをひかないためには水をしょっちゅう飲むとよいこと」から始めて、「駄菓子類や清涼飲料水・ジュースの害」についても書きました。

 

今号では、たくましい子について書いてみます。

 

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 「明日、修学旅行で朝早いから塾休むね」「明後日から旅行だから、明日の川遊び、疲れるからママがよしなって」「今日、修学旅行から帰ったばかりだから休む」「今日(部活で)試合だったから休む」「部活の合宿から帰った次の日だから枯木又行かないね」「今日、どうしたの?」「明日行く、今日はもう風呂入ったから」なんてことをいう子もいました。・・・一見、もっともらしい理由ですが、こんな理由をいう子は、ほとんどひ弱です。

 

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 そうでない子たちのことを少し書きますね。

 

・すごく前ですが、高校の部活で長野で合宿して帰る日が、私たちが枯木又に行く日とぶつかった女子がいました。信越線(当時はあった)で浦和に帰ってくる途中で、高崎でみんなと別れて、上越線に乗りかえ、六日町まで来ました。そして、45日枯木又で過ごして帰ってきました。

 

・小学校の5年生の夏、公民館主催のキャンプに申し込んであった。行きたい。だけど、帰って来る日の朝、私たちは枯木又に出かけてしまう。その日の午後、車で行く大人3人がいた。「どうする?車に乗せてもらって後から来る?」「行く!」キャンプから午後帰って来て、塾の前で(知らない大人3人が乗った)車を待って、乗せてもらってやってきた。

 

・今、高校3年生の男子2人が週に何回か来ています。この子たちもたくましい。部活の試合だからとか修学旅行の前の日だとか帰った日だとか、そんなことを理由にする中学生ではなかった。今も前向きに元気。

 

・自転車で片道1時間ぐらいかかるクラブサッカーに小6の後半から入り、週に5日ぐらい通った子がいます。夕方出かけて行って、帰りが夜10時頃。帰ってから「ちょこっとやっていく」と来たことも度々ありました。雨の降った日に、「今日は来ないかな」と思っていたら、10時半すぎてから来ました。「ごめん、今日びっしょり濡れたからさあ、風呂であったまってから来た」

 

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 書き出すときりがないくらい、わかばの卒業生

 

や生徒にはそういう子が多いです。その子たちに

 

共通しているのは、一言で言えば「元気」

 

 幼児期から、ああしなさい、こうしなさいと言われて育つ子。(ああした方がいいよ、こうした方がいいよというやわらかい表現でも)、言われてそのままならいいのですが,それが、子どもの心の中で、簡単に「こうしなければならない」に変わってしまうことが多いのではないでしょうか。そうすると、それに縛られてしまいます。

 

 食べる前には手を洗いましょう。いいですねえ。

 

トイレから出たら手を洗いましょう。もちろんいいですよ。でも、状況によっては手なんか洗わなくたってちっともかまわないんです。手を洗わなかったからといって病気になる確率はほとんど0です。ここにその見本がいます。()

 

 <何々でなければ何々できない>ってのもよくあります。シーツがピシッと敷いてないと眠れない、自分の枕でないと眠れないとか。今私たちは災害時の避難所運営委員会を作って大災害に備えていますが、夜間訓練のときに、「布団でないと眠れない」「水洗トイレでないとトイレができない」などと言って泊まれない人もいます。そういうのは、かっこいいことではなくて、「ある種の弱さ」だと思うこともあります。

 

 こうした方がいいけど、しなくたっていいや。なんだっていいや。そういうゆるさの中で、子どもも大人も生きられると、様々な不都合や不幸は減っていくのではないでしょうかね。

 

                  以上

 

わかば NO.592  2018.9.22

 

わかば塾のオヤジは何かと忙しそう。8月に高麗川に行ったときに、一緒に川を流れたりしていた6年生に「オヤジはジジーのくせになんでそんなに元気なんだ」という『ほめ言葉』をもらいましたが、私にとっては、忙しく過ごすことが老化防止になっている気がします。

 

先日、86歳の方とゆっくり話すチャンスがありました。その方は数年前にご主人を亡くし、その後、ふさぎこむことが多く、体調を崩したり、気分がすぐれなかったりした時期もあったようです。その頃は、言葉にも張りがなく、ひょっとしてご主人の後追いをするのではないかとも心配していたのですが、先日の電話では声が明るくなっていて、すっかり元気を取り戻していました。その人も「忙しく過ごすことがいい」と言っていました。

 

「カレンダーに印がついていない日がほとんどない。」「近所のおばさんが訪ねて来たり、立ち話をしたり、誰かと話していても、次の予定が気になるぐらい忙しい。」「出かけたりすると疲れるけどね。帰ってから半日寝ることもあるけどね。」「忙しいとあれこれ悩んだり考えたりする余裕がないからいいんだよ。」などと話してくれました。

 

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親御さんの世話や介護をなさっている方も多いと思います。ご自分の老いを心配している方もいらっしゃると思います。

 

先進国と言われたりしていた日本ですが、今の政権になってからは後進国の仲間入りをしたのではないかと思われるほどに実質所得は下がったままですし、老後の社会保障はどんどん削られています。牛丼が10円高くなっただけで大騒ぎするのに、税金や保険料が高くなることには無関心な国民だらけですから、この傾向はますますひどくなりそう。

 

そうした中、なんとか身体をこわさずに、しかも、ボケないで歳をとっていきたいものです。そのためには、適度な忙しさがあった方がいいようですね。公民館活動、地域活動なんかにも思い切って参加した方がいいと思いますよ。もちろん、楽しみを求めてね。

 

今年は各地で大きな災害が起きました。本気で何とかしようという政府ではないから、被害がそのままの地域もたくさんあります。そういう所に手伝いに行くのもいいかも知れませんね。災害地のボランティアに行っている人たち、みんな年の割に若いです。

 

(もっとも、忙しさの度が過ぎると、みのさんのようにある日バッタリということもあります。実際彼女の活動量はすご過ぎました。そこは気をつけましょう。)

 

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忙しさと言えば、小6の頃からクラブサッカーに入っている中3生がいます。彼は、片道自転車で1時間ぐらいかかる遠くの所にあるチームに入っています。学校から帰ってしばらくして出かけ、夜9時近くまで練習して10時頃に帰って来る。もちろん、自転車での往復。休みは週2日だけ。その2日はわかばに来ることになっていましたが、夏前までは休むことも多かった。「昨日は遊んじゃった」「この前は寝てた」とか言いながら。でも、夏が終わってからは、週2日だけでない、その他の日も来るようになりました。夜10時ぐらいに帰ってきてそれから1時間ぐらいやっていきます。勉強がおもしろくなってきたようです。

 

先週大雨が降った夜には、夜10時頃に「今帰ってきた。びしょぬれだからシャワー浴びて着替えていくね」とラインがきて、10時半ぐらいに来て11時半ぐらいまでやって行きました。

 

彼はさらに忙しくしようとしています。「俺、駅伝にも出ることにした。その方が張りがあるから」とか言っていましたが、駅伝の練習に加わると朝練もある。

 

すごくきつくなると思いますが、「何々があるからダメ」とかいう言い訳をする子が多い中、さらに駅伝までやろうとする気持ちがすごいなと思います。

 

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 今、沖縄知事選が行われていまが、本土の大手マスコミが他の重要問題同様に掘り下げて報道しないので詳しいことがわからない人が多いと思います。私は沖縄の新聞、諸外国の通信社や新聞の報道にも目を通しているし、沖縄の友人たちからの情報も入ってきますので、皆さんよりは知っていると思います。

 

 70%・・米軍のいらなくなった土地を返すと言われて、頭下げていただいているような政府が、「負担軽減」とかの言葉を使いますが、依然として、国土面積の0.6%の沖縄県に在日米軍基地の70%が置かれています。70%・・辺野古に米軍のための新基地をつくことに反対の県民です。70%・・故翁長知事の前の知事が辺野古の海の埋立てを承認しましたが、沖縄県は、その承認を撤回しました。その件の判断を支持する県民です。 翁長知事の遺志を継い立候補した玉城デニーさんは、沖縄の命、県民の命、子どもたちの幸せに目を向けた方でもあり、圧倒的支持を得て当選するはずでした。ところが大苦戦をしています。相手陣営が辺野古をどうするのかは全く語らずに争点を隠し、組織的な動員による期日前投票や膨大なお金をかけた金権選挙を進めているせいです。

 

 以前のマスコミなら問題にするべきことが多数行なわれているのですが、政権に忖度している今のマスコミは全く突っ込んでいません。知事選の結果が気になりますが、米軍に土地を奪われて基地を造られた沖縄県民が、自ら新たな基地建設を認める結果にならないことを願っています。

 

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 106日~8日は塾はお休み。枯木又に行ってきます。行きたい方早めに連絡を。      以上

 

 

わかば NO.591  2018.8.22

 

「実家を片づけよう」で放映された我が家の様子に様々な感想が寄せられました。もちろん、大量の取材・撮影から組み合わせての編集なので事実と異なる部分も多々ありましたが、それでもオヤジらしさは出ていたようです。

 

感想の中で、わかば塾って何なのかがよくわかるものがありましたので載せてみます。ランちゃんからのものです。

 

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<ザリガニを釣って食べたり、どんぐりを炒って食べたり、真冬にダンボールにくるまって外で寝たり、お風呂の入れない山の中に連れてってくれたり、知らない人しかいないとこにいきなり連れてかれたり、街灯もない山道ひたすら歩いて寝っ転がりながら向こうの山で上がる花火を見に行ったり、本当に私が今まで体験したことがないことを沢山教えてくれたのは間違いなくオヤジ  私が高校は浦和東に行く!って言ったとき一番に『らんちゃんには無理だね〜〜ははははは  笑笑』って応援するどころか笑われたのには凄くビックリしてそこから勉強頑張り始めたんだよね〜〜笑笑  学年最下位の成績で塾の先生のくせに『本当に行けるとこないから高校行かなくてもいいよ〜〜笑笑』って言われてたのに、浦和東入れて、最初学年7位取ったとき凄く喜んでくれたオヤジの笑顔は一生忘れないよ>

 

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 本人が書いている通りに、中2の秋に初めて会ったとき、英語も数学も何もわかっていない。「うち、学校で3バカトリオの一人だから」と笑っていたランちゃん。それが付き合ってから高校入試まで、点数も順位もずっと右肩あがり。とうとうクラスの上位になってしまった。

 

 じゃあ、勉強ばかりしていたか。そんなことはない。送られてきた感想を見て、改めて「わかば塾ってすごいな」「わかばっこ」はすごいなと思いました。主として付き合ったのは中3のときです。こんなにいろいろなことを中3のときにやっていたのです。

 

 夏には枯木又旅行にも行ったんだね。そういえば、枯木又に来ていた高校の先生が、ランちゃんのあけっぴろげで明るく、そして大人の人の会話を真剣に聞いていた姿に「あの子、すごいね」と言っていたのを思い出しました。見沼での真冬のキャンプや、毎月やっていた見沼のゴミ拾いにも来ていたんだね。参考書や問題集、宿題なんかを大量に渡して、「枯木又旅行なんてとんでもない」「ゴミ拾いに行く暇あったら勉強しなさい」なんて言っていたら、ぐんぐん伸びるランちゃん、高校では部活のマネージャーとして朝6時には出かけ、夜10時過ぎないと帰ってこない生活をしながら学年トップクラスの成績をとったランちゃん、その後も前向きに行生き続け、今(日本ではまだ少ない)フィットケアの仕事を独立してやろうとするランちゃんにはならなかったかも知れない。

 

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そうだ、そうだ。ランちゃんが高校生のとき、忙しい合間にちょこっとわかばに来て勉強したときのルーズリーフ数枚が「わかば塾永久保存版」として壁に貼ってある。大きい字でなぐり書きしたもの。

 

「きれいに書いたって何にもならない。額に入れてかざっておくわけじゃあないだろう」「大事なのは理解したり覚えたりすること。そのためのノートだよ」「ラブレター書いてんじゃないんだから、字なんかきたなくたってかまわない」というオヤジがいつも言っていることの例として後輩たちに見せています。

 

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21日に数年ぶりに高麗川の川遊びに、小学生6人と行ってきました。最近付き合い始めた小1の家族は車で行って現地で合流。

 

6年生男子の中に、駅まで歩いて行ったことがない子がいたので、南浦和駅まで歩いて行きました。小1・小2のちびちゃんたちはサッサと歩くんだけど、6年生男子の4人はべっちゃべっちゃ、いわゆる「つるんで」歩いたので40分ぐらい。

 

次は切符を書うこと。買ったことない子がいるんだねえ。なかなかおもしろかった。ちびちゃんたちは数の感覚をつけるために何回か電車に乗っているので心配ない。そう言えば、中学校の教師をしている人から、「今の中学生には金銭感覚が無く育っている子が多い。スイカなんて使うせいもある」という話を聞きました。何も考え無しに電車やバスに乗り、買い物をしているんだもんね。

 

川原に着いてから水着に着替えるとき、ちびちゃんたちはさっさと着替える。「着替え始めればだれも見ようとしない。見ようとするやつがいれば、そいつがおかしいんだ」ということがわかっている。6年生の男の子たちはグダグダ。「下級生と6年生はちがうんだ」とか言った子もいるけど、そうじゃないんだなあ。ものごとが分かっている子や人は、中学生でも大人でも平気ですよね。

 

車で行った家族のパパが「ギバチの赤ちゃん」をとってくれたんでオヤジは上機嫌でした。ギバチは後でFACEBOOKにアップします。  以上